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当店では、純正コンピューターとエアフロメーターを使用し、セッティングを行います。
エアフロメーターでは、吸入空気量を全て計測しており、気圧や温度等のいろいろな補正をする必要がなく、常に正確な流量計速が可能です。
一方、エアフロレスでは、吸気圧を空気量に換算(予測)しているため、センサーの「精度」「取付位置」「内径」等の違いで空気量が変化してしまいます。
また、気圧・温度等の変化に応じ補正をする必要があり、補正しても正確な空気流量を把握することが難しくなります。更にスロットル開度による補正も必要となります。その為、エアフロレスで行う場合、全開領域のセッティングは出しやすいが、それ以外のパーシャルや加速などの領域や、標高差・気温差によりセッティングが難しくなります。また、エアフロレス仕様にするだけでも、VプロやパワーFCなどの費用の他に別途現車セッティング代も必要となり、時間とお金がかかります。よってその日だけのタイムアタック等のサーキット走行などでは有効だが、常に条件が変化するストリート仕様では不向きです。

当店では、安価な純正コンピューター+エアフロメーター仕様でも、完璧なセッティングが可能です。制御を熟知していれば、仕様変更や不具合に応じて「壊れず」「扱いやすく」「パワフル」な車に仕上げることが可能です。また、約90%は計算でデータを作成することができ、残りの約10%を現車セッティングで突き詰めることも可能です。サーキットでのタイムアタック等でコンマ何秒を切り詰めたい方には、現車セッティングも有効です。ちなみに当社の700psのBNR32デモカーでも純正8bitECMを使用しており、シングルタービン仕様にありがちなタービンの吹き返しによるエンジンストールも発生せず常に一発始動です。

 

【PSRワークスECM】
BNR32  90,000円
BCNR33 93,000円
BNR34   100,000円(イモビライザー対応)

 

(全て脱着・税別)
*その他の日産車は、お問い合わせください。
今お使いの純正ECUにデータを書き換えるのみで、ご使用になれます。
BNR34等のイモビライザー装着車にVプロやパワーFC等のフルコンを使用すると、イモビライザー(防盗機能)が解除されてしまい、盗難の心配がありますが、当店のワークスECMは純正ECMを使用しているため、イモビライザーが活かせます。
当店で車輌をお預かりの場合は、コンサルト診断機にて各部のエンジン調整まで行います。

 

『ワークスECMの主な変更データと変更内容』
①燃料マップ・回転&負荷テーブル
低中回転域は、トルクアップ、高回転域はスムーズな伸びとパワーアップにエンジン仕様、吸排気系に合せ最適値に変更

②点火マップ、回転&負荷テーブル
エンジン仕様、吸排気系仕様、使用ブーストに合せ最適値に変更

③加速時燃料テーブル、定数
水温、アクセル開度、エンジン回転数毎設定されている各々のデータをエンジン仕様、吸排気系仕様に合せ最適値に増量

④エアフロマップ
使用するエアフロメーター(Z32・nismo・R35等)に合ったデータに変更修正
R35エアフロメーターには、R35の右側のECMデータをベースに修正し使用

⑤ノック制御マップ
エンジン仕様に合わせ遅角値を変更

⑥ブーストリミッター
エンジン仕様、使用ブーストに合せデータ変更

⑦始動時燃料テーブル
インジェクター交換時に最適値に変更

⑧無効噴射量
インジェクター交換時に最適値に変更

⑨K定数
エアフロメーター、インジェクター交換時に最適値に変更

⑩車速リミッター
データ上限値(510km/h)に変更

⑪エンジン回転リミッター8500rpm(STD+500rpm)エンジン仕様、数値指定により変更
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*使用部品は、純正ECMが採用している日立製を使用しております。
BNR32  EP-ROM
BCNR33 H8/534
BNR34  H8/536